メルペイ(merpay)が具体的なサービスを発表していないこの状況で、メルカリが新会社『メルペイコネクト』を設立した意図は何なのでしょうか。
金融機関やIT企業がこぞって参入しているこのキャッシュレス推進の波。
本記事は、メルカリの狙いはどこにあるのか、メルカリコネクトの役割は何なの? この辺りが解消できる記事です。
メルペイコネクトの役割は?
結論から申し上げると、メルカリコネクトは、メルペイ(merpay)加盟店拡大のための営業会社です。
出典:【求人掲載】メルカリ&メルペイ、次の一手はSMB営業組織
メルペイ(merpay)がどんなサービスになっていくかはまだ発表されていませんが、大きな営業部隊を持って、全国行脚をしていくのでしょう。
出典:【求人掲載】メルカリ&メルペイ、次の一手はSMB営業組織
NewsPicksの記事のコメントでも、契約社員として3000人以上の採用計画がある?みたいな噂がありました。
こちらの求人票には幹部系のみ記載ですが、人海戦術なら人が必要ですからね。あながち間違いではない気もしています。
キャッシュレス推進には人海戦術が合っている?
2018年はメガバンク、そして政府までがキャッシュレスを推進をうたいだしており、かなり流れは来ているかと思います。
ですが日本人がやっぱり保守的?なのか、なかなか普及しているとは言えない状況ですよね。
最近だとLINE Payが乃木坂46を起用したCMで少しだけ話題にはなりましたが、あのキャンペーンも大成功とは言えなかった、らしいです。
ユーザー向けに便利だよ便利だよ、いいよいいよと伝えてもなかなか拡がらないという傾向がありますよね。
キャッシュレスに関してはもはや、ホリエモンあたりの有名人がいくら言っても、なかなか普及しませんからね。
みんな手強い。笑
ということで、真逆の方向から攻めようというのがメルペイ(merpay)ですね。(もちろん、楽天やLINEもそちら側からも攻めてます)
中小企業や町の商店をターゲットに、導入メリットを直接伝えた上で普及を促すということですね。
決済手数料3年間無料は楽天やLINE、ソフトバンク&Yahoo!の合弁もやってどっこいなので、どう差別化していくかが注目ですね。
単純に営業部隊の大きさ、人数の多さでもまだ勝機はあるのかもしれません。が、そこは楽天が後発でも勝ってしまう気はしないでもない…
では、似たようなキャッシュレスのサービス?という中でメルカリがどうサービスを差別化していくのか。
メルカリといえ既存事業とホームページから読み取れる、可能性をご紹介していきます。
CtoCがメインのメルカリだからこそできる可能性
圧倒的後発のメルカリが、サービス提供の前に営業会社を設立するということで、圧倒的な自信が伺えますよね。
それは、メルカリが、CtoCサービスで圧倒的No.1だということからきているのでしょう。
会員数や流通額も推していますが、それだと楽天やYahoo!には敵いませんよね?
メルカリの売上があるからすぐ使えるお金があるんだぜ!とかも言ってますが、楽天ポイントやTカードのポイントと比べたら大差ないですよね?
割とこれらの情報てフェイクだと思うんですよね。笑
だってメルカリ経済圏ていって、メルカリの売上ってかなりの割合でメルカリ内での購入資金に使われてますからね?
抽象的には信用だ信用だ、信用社会と主張するくせに、具体的たところだと普通に競合に負けそうな情報を提供しています。笑
核心部分を確実に隠しているんですよね。
CtoCのサービスは、2つのCの信頼関係があってこそ成り立ちます。さらに、そのCをつなぐ企業の信用が必要です。
メルカリだけでは人口をカバーしているわけではないですが、CtoCの実績て、その人の信頼度になるんですよね。
使う側も、提供側も。
今後メルカリは、フリマアプリのメルカリだけでなく、さらなるCtoCを広げていきます。そして、メルペイは人の信頼度を表す指標になっていきます。
キャッシュレスて便利だよ、という次元をこえた社会の実現に、もっとも可能性を持っているのがメルペイ(merpay)ではないでしょうか。
ちなみに信用スコアは中国アリババグループもやっていて、メルペイ含めてそのあたりまで触れた記事はコチラです。
まとめ
実際、今後キャッシュレスの競争がどうなっていくかは未知数です。
ただし、どこが買ってシェアを広げても、今とはちょっと違う世界が待っていることは間違いないですね。
楽しみにウォッチしていきましょう。
では。