merpay(メルペイ)という可能性【メルカリが金融系の新会社を設立】

キャッシュレス
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merpay(メルペイ)と言う新会社を設立といっても、もう半年以上前の話です。しかし、まだ具体的な事業が表舞台に出てきてないですよね。それがまた不気味で怖くないですか?今回は、merpay(メルペイ)が何を目指していくのか、そしてまずはどんなところから事業を始めていくのか考えてみました。

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merpay(メルペイ)が目指すところ

メルペイ

merpay(メルペイの公式HPを拝見すると、堂々とミッションとして、

信用を創造して、なめらかな社会を創る

とあります。

これは、中国のアリババグループがやっている信用スコアにある程度近いことをやっていくことが見えてきますね。ただそのまま持ってくるなんてことはしないでしょうし、メルカリが日本で、そしてGREEの元取締役を引っ張ってこの事業を行うと言うことで、注目度がとても高いです。

青柳さんも、インタビューで以下のように答えられています。

 (芝麻信用のような)信用を積み上げていくことでスコアがきちんと上がっていくサービスをメルペイが提供できれば。そして、メルペイがあるからこそこのサービスが実現するといった世界を作って行ければと考えている。

では、芝麻信用は何をやっているのか、簡単に触れていきます。

メルカリが参考にしているアリババグループの芝麻信用の概要

アリババグループは、ふわっと申し上げると日本で言うと楽天みたいな会社です。ネット通販を主軸に意味がわからないほど多角的なサービスを展開している会社ですね。

その中にAlipayと言うコード決済のサービスがあったり、この芝麻信用と言うサービスがあるのです。

芝麻信用がやっている信用の数値化と言うものは、以下の記事がわかりやすかったので引用します。

芝麻信用は

クレジットカードの利用や延滞状況

シェアリングエコノミーサービスの利用状況

公共料金の支払い状況

SNS内の友達の数と質

SNSを含むネット内での発言

犯罪や裁判などの記録

などをふくむ膨大なデータをつかい個人の信用力をスコアリング(数字化)し、その信用力に応じて利用者は様々なサービスで優遇される、というものです。

出典: メルカリがメルペイで生むであろう「信用」とは?どんなスコアになるのか

merpay(メルペイ)社長の青柳 直樹さんとは

青柳さん
出典: https://www.merpay.com/jp/

元グリー取締役。ドイツ証券を経て、グリーに入社。CFOとして資金調達、株式上場を主導するとともに、事業開発責任者としてゲームプラットフォーム立上げに従事。2011年よりサンフランシスコにて海外事業の拡大に尽力。事業統括本部長を経て、2016年9月にグリー取締役を退任。2017年11月、株式会社メルペイ代表取締役に就任(株式会社メルカリの執行役員も兼務)。

証券の経験もあり少なからず金融への知見もある方なんですね。他のインタビューで1週間前に就任を決めたと言う記事もありましたが、一説では青柳さんを招聘できたからメルペイの設立が叶ったとも言われています。

merpay(メルペイ)は具体的に何から始めるのか考えてみた

青柳さんのインタビュー記事をみてみると、大枠だけではあるが想像できました。

アリババが提供しているサービスにAlipayと連動する個人の信用スコアを算出する「芝麻信用」がある。我々も「信用の創造」は一つのテーマだととらえている。モノの動き、個人の働き方は変わってきている。時間や場所に縛られないクラウドワーキングが広がり、同時に複数から収入を得る人が増えている。個人への少額な与信はこれまで消費者金融が担ってきた世界だが、もう少し使いやすい形でストレス無くできないかと考えている。日本はもともと民度は高い。だが、個人の行動や働き方などを基としたスコアが存在することで、これまで認められてこなかった部分に価値をもたらすことができるのではないだろうか。信用を積み上げて信用全体の総量を増やせれば、経済の活性化に繋がっていくはずだ。

 メルカリをはじめとする様々なところで購入した資産があり、そこには「所有」と「シェア(共有)」がある。そして、「0」か「1」かではなく、その中間が出てきてそれ自体が担保に変えられていく。働き方やモノの所有の仕方に応じて与信や資産運用、レンディング(融資)、保険などの金融サービスができていく。こうした世界はCtoC(個人対個人)での取引サービスを提供するフリマアプリを提供するメルカリだからこそ実現できる世界ではないかと考えている。

出典: メルペイ青柳代表が初めて明かしたメルカリ金融事業構想

これをみるとなぜメルカリが金融事業をやるのか少しわかってきますよね。メルカリのサービスはCtoCが1つの軸になっているので、信用度が測れるサービスはメルカリの各サービスでシナジーを生むことができるというような話ですよね。

事業展開のイメージ

やはりまずは決済を提供することになっていくそうです。そうするとどうしてもLINE Payや楽天Payなどといった先行サービスと競合することになるのですが、そこはやはりmerpay(メルペイ)さんですよね。使いやすさの追求が得意なのもありますが、メルカリでの信用度とリンクされたサービスになることで、メルカリで販売や購入をしていきたい人にとっては、利用する大きな理由になりますよね。

そしてその後、資産運用や融資、さらに仮想通貨をも視野に入れていくとのこと。ただ特徴的なのは、merpay(メルペイ)はこれらの事業でオープンな姿勢で戦うそうです。

信用とリンクさせることで、プラットフォーマーになっていくんですね。楽天のようにそこに閉じた楽天経済圏に似たメルカリ経済圏を作るのではなく、よりオープンで、様々なサービスに使ってもらえるようなプラットフォームを目指すそうです。実現しそうで怖いですよね。

CtoCが軸のメルカリだからこそ「信用」がキーワードになり、そして強い

メルカリの信用度が他のメルカリ内のサービスに活用されるだけでなく、他の会社への信用情報になるんですよね。ちなみにメルカリではすでにTeachaという学びのCtoCプラットフォームやメルチャリという自転車のCtoCサービスも開始しています。CtoCってどこまで伸びるのか想像できないくらい可能性の大きな市場なので、そこで信用を司るのはかなり強いですよね。

いかがでしたでしょうか。

後発な事業者と言う立ち位置にはなりますが、他のモバイル決済事業者とは目線の角度が違うこと、メルカリだからこそできるし強そうな部分をひしひしと感じました。

まずは2018年下半期、どんな動きがあるか期待ですね。

では。